ジャポニスム着物撮影 | ルックメイクラボ・エスペラント京都

2025-10-30

Updates

黒耀 -余白と彩り-

みなさんこんにちは☼
メイクスタッフの山下です。

10月ももう終わり、いよいよ11月を迎えようとしていますね。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか？

寒くなってくると、おでんやシチューなど、温かい食べ物が恋しくなりますね。
急な気温の低下もありますので、体調にはくれぐれもお気をつけくださいませ。

この時期になると、個人的には「今年もあと少しなのか…」と、ちょっとだけ寂しい気持ちになります( ;∀;)

新ブースで「The・ジャポニス」撮影！

さて今回は、新しくなった Shōin Reverie（ショウインレヴェリー）の撮影ブースで、
「The・ジャポニス」スタイルの撮影を行いました♡

皆さんのイメージする“ジャポニス”がたっぷり詰まった、とっても華やかでスタイリッシュなスタイルに仕上がりました！
それでは、撮影の様子やこだわりポイントを詳しくご紹介していきます♡
早速お写真をご覧ください✨

京都着物撮影スタジオ

京都着物変身写真スタジオ

題名にもある「余白と彩り」とは、メイクや衣装における“引き算”と“足し算”の美学です✨

目元の赤も、髪飾りの配置も、全体のシルエットも、すべて“引き算”と“足し算”を繰り返しながら導き出したバランスです。

彩りを置く場所を見極めることで、余白の美しさが際立ち、「お洒落」な雰囲気が一層引き立ちます。

ジャポニスムらしい髪型といえば、やっぱり 前髪パッツン＋生け花のような髪飾り ですよね♡

見てください、この髪飾りのバランス！！
華やかな中にも「余白」を大切にしていて、ごちゃごちゃしすぎず、でもしっかり印象に残る仕上がりです。

この天才的な髪型を手掛けたのは、メイクスタッフの杉森さんです✨
杉森さんのすごいところは、飾りの「余白」まで計算に入れた美しさ。
和の繊細さと現代的な抜け感を絶妙に融合させ、「どう飾るか」だけでなく「どこを飾らないか」まで含めてデザインされているのが魅力です♡

赤を基調にしつつも、枝や組紐、房飾りなど素材の組み合わせも絶妙で、モダンで艶やかな世界観が完成しています。
髪型や飾りは、付ける位置や量によって印象が大きく変わりますが、“抜け感”と“美しさ”のバランスこそがジャポニズムのお洒落ポイントだと思います(‘ω’)ノ

このスタイルも、「あえて詰め込みすぎない」お洒落な感覚が光っていて、モデルの清水さんの表情まで引き立ててくれました✨

アップの写真になると、迫力が増しますね♡
ジャポニスムといえばやっぱり「赤×黒」！
そして、キリっとしたひし形の目元！！

ジャポニスムらしい王道なメイクを行いました✨

眉毛は短めに描き、いつもとは違う雰囲気に((((ｏﾉ´3｀)ﾉ
アイシャドウは引き算メイクを意識し、真っ赤になりすぎないように、赤いラインをぼかすように入れてみました♡
その結果、とてもキリっとした印象に仕上がりました👏👏

さらに、ダブルラインも影を入れるように描くことで、より目力が出て迫力のあるメイクになりました✨


こちらはモデルの清水さんお気に入りのお写真✨
正面からだとより映画のワンシーンのようですね！
黒の掛下の豪華な模様と、ショウインレヴェリーの背景がハマっています♡
凛とした清水さんの表情も素敵ですね♡
ポージングや、表情などはカメラマンが全て教えてくれますので、ご安心ください(^▽^)/



正面から見ると一見シンプルで古典的な帯ですが、後ろ姿はボリュームのある巻き方で華やかに♡
白い帯に加えて、赤い兵児帯を合わせてみました❤
帯の先や兵児帯を少し垂らすことで、どこかジャポニスムな雰囲気に。
正面は上品に、後ろは2種類の帯が混ざり合った今っぽいスタイルで、見る角度によって印象が変わるコーデにしてみました♡